#01:ハンズオンラボガイド「演習環境の準備」| Snowflake Advent Calendar 2019 #SnowflakeDB
こんにちは。大場です。
今年も残すところあと一ヶ月ということで恒例のアドベントカレンダーをお送りします。いくつか企画が走っていますが、こちらでは「Snowflake Advent Calendar 2019」と題してお送りします。2019年12月1日から日本にもオフィスを開設して本格的に活動を開始した Snowflake の紹介をしていきます。日本での活用が楽しみです!
前半10日前後は Snowflake が提供する「HANDS-ON LAB GUIDE FOR SNOWFLAKE FREE TRIAL」の内容を中心に紹介、後半は各自の「やってみた」などを紹介していきたいと思います。以下にまとめていきますので興味のある方は適宜ブックマークをお願いしますー。
本日の内容
初日となる今日は以下の2点をご紹介します。
- HANDS-ON LAB GUIDE FOR SNOWFLAKE FREE TRIAL とは
- 上記ガイドの Module1:Prepare Your Lab Environment
HANDS-ON LAB GUIDE FOR SNOWFLAKE FREE TRIAL とは
リンク
HANDS-ON LAB GUIDE FOR SNOWFLAKE FREE TRIAL
概要
このガイドは、Snowflake が提供する30日間のトライアルの中で、ユーザーインターフェイスや基本機能を一通り理解いただくための内容になっています。ガイドに沿って一通り触っていただければ、その次のステップとして自社のデータを Snowflake にロードしたり、Snowflake のアドバンスドの機能を学習する準備ができているはずです。
対象者
データベースおよびデータウェアハウスの管理者・アーキテクト
学べること
ガイドに沿って以下を実施して学びます。
- ステージ、データベース、テーブル、ビュー、ウェアハウスの作成
- 構造化データおよび半構造化データのロード
- テーブル間の結合をクエリ
- オブジェクトのクローン(ゼロコピークローンの実行)
- ユーザーエラーの取り消し
- ロールとユーザーの作成と特権の付与
- 他のアカウントとの安全かつ簡単なデータ共有
前提条件
- Snowflake の30日間のトライアル環境が使えること
- SQL およびデータベース、オブジェクトの概念の基礎知識があること
- カンマ区切りのCSVファイル、JSONの半構造化データに精通していること
Module1:Prepare Your Lab Environment
「HANDS-ON LAB GUIDE FOR SNOWFLAKE FREE TRIAL」は、以下の9つのコンテンツで構成されます。本日はこの中の「Module1:Prepare Your Lab Environment」を紹介します。
- Module 1: Prepare Your Lab Environment
- Module 2: The Snowflake User Interface & Lab “Story”
- Module 3: Preparing to Load Data
- Module 4: Loading Data
- Module 5: Analytical Queries, Results Cache, Cloning
- Module 6: Working With Semi-Structured Data, Views, JOIN
- Module 7: Using Time Travel
- Module 8: Roles Based Access Controls and Account Admin
- Module 9: Data Sharing
環境準備
- 前提条件にも記載があるとおり、まずは 30日間のトライアル環境が必要になります。
- トライアル環境の準備は Snowflake のトライアルをやってみた #SnowflakeDB | DevelopersIO にまとめていますので参考にしてください。
- Snowflake エディション(Standard、Premier、Enterpriseなど)、クラウドプロバイダー(AWS、Azureなど)、および地域(米国東部、EUなど)の選択がありますが、どれを選択してもこの演習では影響はないです。ただし、物理的に最も近い地域を選択することをお勧めします。また、Enterpriseエディションを選択すると、下位エディションでは利用できない高度な機能をお試しいただけます。
- 登録後、アクティベーションリンクと Snowflake アカウントのURLが記載されたメールが届きます。このURLをブックマークして、後で簡単にアクセスできるようにします。アクティベーション後、ユーザー名とパスワードを作成します。これらの資格情報を保管しておきます。
- ブラウザウィンドウのサイズを変更して、このガイドPDFとWebブラウザを並べて表示し、演習の手順を簡単に実行できるようにします。可能であれば、ガイド専用のセカンダリディスプレイを使用することをお勧めします。
- lab_scripts_free_trial.sql をローカルマシンにダウンロードします。このファイルには事前に作成されたSQLコマンドが含まれており、このファイルは演習で後ほど使用します。
これで Module1 の作業は終了です。
さいごに
みなさん準備はできましたでしょうか。明日の 02 日目は スズ による「Snowflakeのユーザーインターフェースと演習の”ストーリー”」の予定です。お楽しみに。